板碑保存館

宗教法人徳蔵寺

042-391-1603

〒189-0021 東京都東村山市諏訪町1-26-3

板碑保存館

板碑保存館とは

国指定重要文化財が保管されています

板碑保存館

東村山の徳蔵寺には昭和43年(1968)9月に建てられた板碑・石器・土器などの保存館、板碑保存館がございます。
1階は石器・土器、国分寺瓦、古銭、2階では国指定重要文化財である元弘の碑を中心に、板碑約170基、宝篋印塔などを展示しております。
国宝巡りをお考えでしたら、ぜひお越しください。

9:00から17:00まで拝観可能

毎週月曜以外は9:00から17:00まで拝観可能です。

徳蔵寺の主な板碑・古器物

元弘の板碑(国指定重要文化財)

元弘の板碑

「太平記の記事を裏付ける、歴史的資料」として有名な板碑です。
元弘3年(1333)5月、新田義貞が鎌倉の北条高時を攻めた時、戦死した新田の将士、齋藤氏3人を供養したもので、5月15日府中分倍河原での戦い、18日の相州村岡(藤沢)での戦いが実証されました。
東村山の当寺へお越しの際はぜひ一度ご覧ください。

八国山中腹の永春庵から東村山の当寺へ

高さ147cm、幅44cmで、昭和25年(1950)8月29日に国重要文化財に指定されたものです。
狭山丘陵東端の八国山中腹の永春庵にありましたが、庵と共に東村山の徳蔵寺に移されました。

比翼碑(東村山市有形民俗文化財)

比翼碑

比翼碑とは2基で一対になっている碑で、一石で2~3基彫ったものもあります。
東村山の徳蔵寺で保管しているものは延文4年(1359)につくられました。
主尊は蓮座に乗った阿弥陀三尊で光明遍照十方世界、念仏衆生、摂取不捨の偈(げ)があり、男女二人を生前に供養しておくためにつくられた碑です。

白山神社付近の墓地にて発見

2基とも高さは約97cm、幅約28cmで、昭和46年3月に東村山市有形民俗文化財に指定されました。
もともとは久米川町4丁目、白山神社付近の墓地にあったものです。

獣脚付蔵骨器(東村山市有形文化財)

獣脚付蔵骨器

蓋付きで3本の獣脚に支えられた、須恵質のつぼ型蔵骨器です。
須恵質とは古墳時代の後半からつくられた、青黒色で硬質の陶質土器を指します。
中にあった人骨や木炭の放射性炭素年代測定によって、奈良時代末から平安初期、約1200年前のものと判断されています。

現在の所沢市山口で発見されました

高さは22cm、幅22.3cmで、昭和49年6月に市有形民俗文化財に指定。
明治40年(1907)頃、埼玉県入間郡山口村で発見されたとされ、昭和3年(1928)に納められました。

拝観料について

下記をご覧ください

【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】 おとな(高校生以上)200円、こども100円
【団体拝観料金(20名以上)】おとな180円(1名様)、こども50円(1名様)
【休館日】 毎週月曜日
【駐車場】 正面駐車場、第2、第3駐車場あり
【お問い合わせ先】042-391-1603
【特別拝観】東京文化財ウィーク期間中、拝観料無料(11月頃)

お問い合わせはこちら

〒189-0021 東京都東村山市諏訪町1-26-3

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